駐妻Nがドイツの市民学校(VHS)に通学していたときのことや、ドイツ語学習、ドイツでの生活について思うさまに書き連ねております。
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少人数クラスの光と陰

私のクラスは、全部で生徒が8名。VHSのドイツ語クラスとしては少人数です。
実際、他のVHSへ行っている人と話をすると羨ましがられるくらい。
しかし最近、少々困った事態になっています。

 

A2に入り、相変わらず1モジュールあたり6章の割り当ては変わらないのですが、難易度が上がり、読解問題も長文となり、全体のボリュームが多くなってきています。

しかし、体感的にA1と授業の進み具合が変わらないのです。むしろ遅い?と感じるくらい。こんなんで間に合うのかしら?と思っていたところ今日、先生が言いました。

「このクラスは進行が遅すぎます。もっとスピードを上げなくてはいけません。A1レベルのことをいつまでもやっていられないのよ!」

生活上の愚痴を授業中に長々と披露する人や、先生が、母国語で喋りたがる生徒を制止して叱るなんてことは日常茶飯事の我がクラス。
進行を早めようとしても、どうしても細かいところに目が行ってしまうという雰囲気を感じます。生徒としては丁寧な授業で大変有難いのですが、カリキュラムを修了できなくなってしまうのは問題です…。

 

クラスには当然難民が多く、生活上の悩みを相談する先もなかなかなく、そもそも勉強の習慣がない人も居るかもしれず。統合コースの難しいところです。

 

しかし、B1の試験は刻々と迫ってくる。それだけは確かなことです。私も改めて気を引き締めなくてはと思いました。