駐妻Nがドイツの市民学校(VHS)に通学していたときのことや、ドイツ語学習、ドイツでの生活について思うさまに書き連ねております。
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また各記事の内容は、移住や留学を希望される方には適さない場合がありますことをご了承ください。


VHS通学記(初日篇 その1)

申し込みからいろいろあったVHS通学ですが、無事初日を迎えることができました。

 


学校は自宅の最寄駅から数駅行った、閑静な住宅街の中にあります。
緑も多く、街並みが可愛らしくて素敵なところです。
(可能であれば、事前に通学路の下見を兼ねてその街を訪ねてみるのも楽しいですよ。)

 

折しもドイツ全土が季節外れの猛暑に見舞われたこの日、
開講30分前に校舎へ到着。
汗だくでたどり着いた私は一番乗りでした。

玄関の横に、コースと使用する教室名が掲示してあります。
「Deutsch Kurs A1-1 Raum ●● 〇〇:〇〇〜」
といった具合です。
Kurs はコース。
Raum は部屋番号を指します。

 

入ってすぐの部屋が事務局だろうと思い、声を掛けると
教員室でした…。
それでも「今日からA1-1に通い始める者なんですが」とたどたどしい英語で
問いかけると、部屋で待っていて良いとのこと。
加えて、汗だくの私を不憫に思ったのか、ペットボトルの水をくれました。
ありがたや!

一人待っていると、続々と人が入ってきて…

出て行く(何

どうも別のクラスも同時開講のようで、みんな自分のクラスがわからないみたい。
それでも三々五々人が集まり始め、定刻少し前に先生がいらっしゃいました。

先生はいかにも元教員といった感じの凜とした、素敵な女性でした。
一人一人Guten Tag!と挨拶を交わし、卓上に置く名札をいただきます。

初日の出席人数は、8名
定員は20人のはずなので、かなり少ない!
開始日が延びた一因はここかもしれません。

そして国籍も全員バラバラです。
日本(私)、ポーランド、中国、セルビア、スペイン、シリア、ソマリアギリシャ

先生と中国人の生徒以外、英語も通じない!
究極の異文化コミュニケーション!!

 

私にとって初めて尽くしの授業がいよいよ始まります。

 

→その2へ続く。(公開したらリンクを貼ります)