辞書と文法書の必要性
最近ではオンラインの無料独和辞典や、Google翻訳がとても便利に使われるようになりました。
それ自体は素晴らしいことなのですが、やはり語学学習にあたっては「きちんと監修された辞書は必須」と感じます。
クラスメートの中国人駐妻さんは、辞書を使わずGoogle翻訳と検索で単語の意味を調べているそうですが、誤訳に惑わされることが少なくないそうです。
そう、オンラインの欠点は「誤訳が載っている可能性が(結構)ある」こと。
誤訳とまではいかなくても、複数の意味がある単語について、1つの意味しか載っていない、ということもしばしばです。
その点市販の辞書はきちんと監修されていますので、誤訳のリスクは格段に減りますし、例文や活用なども詳しく掲載されています。
辞書を引くのが面倒!というのであれば、電子辞書はいかがでしょうか。
検索と同程度、あるいはそれより早く意味を知ることができます。
最近の辞書は発音までカバーしており、高性能です。
書籍版は字が小さくて…という方にも、文字の大きさを変えられる電子辞書はおすすめです。
ちなみに私は書籍版の辞書(デイリーコンサイス)を愛用しています。理由は…
・電池切れの心配がない
・印刷された文字のほうが、読んでいて記憶に残りやすい気がする
・目的の単語だけでなく、その近辺に掲載されている単語の項目に寄り道するのが好き
ってなところです。
ちなみに、比較的新しい言葉や造語に関しては、オンライン辞書に分があることが多いと感じます。辞書を引いて載っていなかったらオンライン、と使い分けをするのがよいかと。
ドイツ語は単語の綴りがややこしく、またとんでもなく長いものもあります。
正確な綴りと訳をしっかり覚えたいものです。(自戒をこめて)
また、文法書もできれば渡独前に1冊調達しておくとよいでしょう。こちらでは手に入らない可能性があります。
日本語で解説されている文法書は、ある程度学習が進むと必ず役に立ちます。
ドイツ語オンリーの授業と教科書で文法を理解するのはやはり難しいので…。
英語に比べ数は少ないですが、ドイツ語の文法書は何種類かあります。自分のフィーリングに合ったものを選びましょう。