駐妻のドイツ語離れが深刻な件
私が通っていた私設会話学校の「生活スタートコース」の先生が仰ることには、
「最近、ドイツ語の学習を希望する駐妻が減っている」と。
語学学習するにしても、あえて英語を習う人が増えているそうです。
帰国してからのこと、また次の駐在地でのことを考えると、ドイツ語の学習は
それほど意味を為さないのかもしれません。
しかし、ドイツでは日本のみなさんが思っている以上に
英語が通じません。
これマジ。
若い人はいくらか英語を話すことができますが、年配になればなるほどドイツ語しか話せない人が増えていきます。
観光地の飲食店やショップなど、外国人に慣れているところは別として、
普段使いするスーパー、パン屋、肉屋、青空市場etc
英語は通じないと思った方がよいでしょう。
街中の案内等も、英語が併記されていることは稀です。
そうなるとやはり、ドイツ語の知識が必要になります。
また、「ドイツ語を何とかして喋ろうとしている人に対してドイツ人は優しい」という話もよく聞きます。これは日本人に置き換えても同じことが言えるのではないでしょうか。
そう長くない駐在生活かもしれませんが、生活の質を上げるための一手段として、ドイツ語を学んでみるのは決して悪くないのではと思います。