駐妻Nがドイツの市民学校(VHS)に通学していたときのことや、ドイツ語学習、ドイツでの生活について思うさまに書き連ねております。
VHS受講申し込み方法などは、お住まいの自治体に直接お問い合わせください。
また各記事の内容は、移住や留学を希望される方には適さない場合がありますことをご了承ください。


VHSのいいところ、大変なところ。

VHSのいいところと大変なところ、私が感じたのは以下のようなことです。


<VHSのいいところ>

・授業料が安い。
・色々な国籍の人と交流ができる。
・全編ドイツ語授業なので、緊張感を持って授業に臨める。
・扱う単語の量が多いので、日に日に語彙が増えるのを感じられる。

<VHSの大変なところ>

・宿題が多い。
・コースにもよるが、一日3〜4時間授業がある。中休みは短いと5分程度。
・学習レベルがまちまちなので、理解の遅い人に合わせて進めるタイプの先生だと授業の流れが中断されがち。
・時々先生が何を言っているのかわからない。どういう意味か尋ねてもドイツ語or英語で返ってくるからやっぱり理解できない(泣)
・通学しやすい場所に校舎があるとは限らない。

 

こんなところでしょうか。

 

私は、

1.私設会話学校で「生活スタートコース」(全8回)
 ※生活に必要なドイツ語を日本語で解説。クラスメートは全員日本人

2.私設会話学校で「ドイツ語初級コース」(全24回)
 ※授業はほぼドイツ語のみ、クラスメートは全員日本人

を終えてから、VHSの「A1-Module1」に行き始めました。


ドイツ語初学者がVHSの大変なところをどうにか乗り越えるためにも、基礎的なドイツ語の知識の習得、そして全編ドイツ語の授業に慣れておくことが重要と、個人的には思います。
その点で、上記のような私設会話学校の初級コースは、VHS入学へのステップとして最適だと思います。

ぶっちゃけ、「A1-Module1」の内容は2.の「ドイツ語初級コース」の復習レベルです。
しかし扱う語彙の量が圧倒的に多く、単なる復習レベルではありません。
加えて、色々な国籍の生徒に混じって授業を受けることが初体験のため、驚くこと、興味深いことが多々ありました。
VHSのドイツ語クラスは単なる語学学校ではなく、異文化コミュニケーションの場でもあるのです。日本に居たらなかなかできない、貴重な体験をすることができますよ。

次のエントリでは、学習レベルのお話をしたいと思います。