駐妻Nがドイツの市民学校(VHS)に通学していたときのことや、ドイツ語学習、ドイツでの生活について思うさまに書き連ねております。
VHS受講申し込み方法などは、お住まいの自治体に直接お問い合わせください。
また各記事の内容は、移住や留学を希望される方には適さない場合がありますことをご了承ください。


VHS通学準備(1)

会話学校への通学と並行して、VHSへの通学準備も進めました。

やることは2つ。

1.VHSへの受講申し込み

2.予習 

順に書いていきます。

 

1.VHSへの受講申し込み

申し込み方法は、自治体によって大きく異なります。
申し込みの際は必ず、お住まいの自治体にお問い合わせください。

<以下、一例としてお読みください>

私の住んでいる市では、web申し込みが可能でした。
ドイツ語クラスは組分けテストを課している自治体が多いのですが、それもなくあっさりとweb申し込みが完了してしまい、拍子抜けw
申し込みフォームはドイツ語ですが、辞書とgoogle翻訳を駆使すれば入力できるレベルでした。

 

数日後に、手紙が送られてきます。
手紙には自分の受講登録状況(受講OK,もしくはウエイティング)や、受講料の支払いについて書いてあります。よく読んで、指示に従いましょう。
書いてあることが分からず不安なところがあったら、手紙にあるお問い合わせ用メールアドレスに質問メールを送りましょう。英文で大丈夫です。


私の場合は受講OK(Sie sind Angemeldet!)とありましたので、受講料(266,60ユーロ)の振込をオンラインバンキングで済ませて完了でした。

 

完了したと思っていたのですが…
数日後、私のもとに再び手紙が届きます。

そこには、

 

「難民が増えましたので、授業料を値上げします。100ユーロ追加でお振り込みください」(意訳)

 

ナ、ナンダッテー!
そうなのです。VHSでドイツ語を学ぶのは、ドイツへの移民を希望する外国人がほとんど。
昨今の難民大量流入により、その希望者も増えているのでコストがかさむのでしょう。
(低収入、無収入の人は無料で受講できるみたいです)

しょうがないので、振り込みました。
しめて366,60ユーロ。
まあ、それでも私設の会話学校に行くよりはるかに安価なのです。

振り込み終わって今度こそ一安心。
とはいかない。(何

 

なんだかイヤな予感がして、
受講2週間前に、つたない英文メールで日程を再確認しました。
(VHSは英語でも問い合わせ可能です)
すると、

 

「あなたの受講クラスは開始日がスライドしました。新しい開始日は●月●日です」

 

Nooooooo!!!!!!!!

イヤな予感が大当たりです!
なんと開始日が20日以上ズレ込むことに。
実は受講修了直後に一時帰国を予定しておりチケットも手配済みでした。
計算すると最後の3回くらいは出れないこと確定。

ちーん。


後追いで手紙もちゃんと来ましたが、
そういうことは早めにどうにか、教えてくれないものですかねえ。
出鼻をくじかれまくり、受講する前から気落ちしてしまったのでした。

 

繰り返しますがこれは一例ですので…。
皆様の身にこのような事態が起こらないことを、切に願っております。

 

受講申し込み編はここまで。次は「予習」についてです。