駐妻Nがドイツの市民学校(VHS)に通学していたときのことや、ドイツ語学習、ドイツでの生活について思うさまに書き連ねております。
VHS受講申し込み方法などは、お住まいの自治体に直接お問い合わせください。
また各記事の内容は、移住や留学を希望される方には適さない場合がありますことをご了承ください。


サムネ写真を変更するためのエントリ

ツイッターで宣伝botを週一で走らせているのですが、そのサムネ画像を変えたいときにこの記事が上がってくることがあります。
旅行で撮った写真などを使っていこうと思います♪

この写真はドイツのライン川沿い、リューデスハイムで撮影しました。

f:id:sherryjoker:20171002042252j:plain

  

目下の悩みは…

ズバリ、ヒアリング問題!!

私を含め、主にアジア出身の生徒は、ヒアリング問題に日々悪戦苦闘しています。

中でも一番厄介なのが「バイエルン訛りのヒアリング問題」。発音がはっきりしなくて、正直何言ってるのか半分もわからないのです!

B1テストのヒアリングは全てHochdeutsch(標準語)で行われるらしいですが、今後この難解なバイエルン訛りを聞き取らなければいけない場面もあるかもしれないと思うとなかなか大変だなぁ…と思う今日この頃です。

 

言論の自由とは

ドイツの連邦議会総選挙が、9月24日に行われます。

日本のように個人のポスターが貼られていることは少なく、政党が大小の立て看板で政策をアピールしています。

 

たくさんの看板を日々目にする中でもやはり(悪い意味で)気になってしまうのが、Afd(ドイツのための選択肢: Alternative für Deutschland)の看板です。

ある駅の、プラットホームからよく見える位置にこんな看板があります。

 

f:id:sherryjoker:20170920151053j:image

 

直訳すると、「イスラムはドイツに属さない」とあります。

色んな主張があることは理解できますが、ムスリムの人がこれを目にしたらと思うと本当にいたたまれません。すぐに撤去されてしまいましたが、もっと下卑たヘイトスローガンを掲げたプラカードもありました。

 

しかし昨日、この看板の下に小さな看板が追加されていることに気がつきました。

f:id:sherryjoker:20170920183324j:image

 恐らく、一番下の看板を設置した「緑の党」のものと思われるそれには

「ヘイトはドイツのための選択肢ではない」

私にはドイツの選挙権がありませんが、この小さな看板を支持したいと思います。

 

 

 

本人不在のお誕生日会?!

今日は、パーティのおはなし。

イラン人のクラスメート(女性)の、旦那さんが誕生日ということで、
イラン(ペルシャ)料理をふるまってもらいました!

ちなみに誕生日を迎えた本人は不在です!(←
会ったことのない人の誕生日を、本人不在の状態でお祝いするという奇妙なパーティと相成りましたw


サフランおかゆmitシナモン。Shole Zardというのだそうです。

f:id:sherryjoker:20170818210609j:plain

バナナケーキ。おいしい!

f:id:sherryjoker:20170818211227j:plain

なかなか触れる機会のないペルシャ料理。貴重な体験でした。

あるクラスメートのこと

今日は、シリア人のクラスメート(男性)のおはなし。

 

シリアでジャーナリストとして働いていた彼は、宿題をまったくやってこないのです。
当然、彼には毎日のように先生からお小言が飛びます。
彼の言うことには「家(難民用のアパート)がせまくて、うるさいので勉強ができないんだ」と。
しかしどうしても宿題をやってきてほしい先生が「どこか家以外の場所でできない?」などと提案するも、クラスの最後まで彼は宿題を全然やってきませんでした。

クラスの初めには積極的に発言していたのに、だんだんと元気がなくなってきて。

そんな彼を見てクラスメートの一人は「プライドを捨てきれないんじゃないか」と言っていました。
シリアでクリエイティブな分野で活躍していた彼にとっては、難解なドイツ語の学習を半ば強制されることへの葛藤があったのかもしれません。
戦争さえなければ、ドイツへくる必要もなく、シリアでジャーナリストとして暮らせたのに…。


統合コースの存在は多くの移民にとって意義あるものですが、なかなか全てを救いきれない現実もあります。
それでもどうか、彼には頑張ってほしいと願うことしかできないのです。

A2を修了した中国人クラスメートがA1-2から再履修する羽目になった理由

こういう話もあるんだよ、ってことで。

 

彼女はA1-1で私と同じクラスでしたので、本来であれば6月頃にB1修了テストを受験しているはずでした。しかしA1-2で再びクラスメートに。
彼女の身に何が起こったのか?

端的に言うと、「A1-2以降に転校したVHSの授業レベルが低すぎ」だったということでした。
私たちの街にはVHSの校舎がいくつかあります。A1-2に進んだ段階で、彼女はお子さんの送り迎えに便利な校舎に転校したそうです。
しかし、クラスの人数が30人を超える大所帯(私たちの校舎は10名程度)、先生が宿題の添削をしてくれない(一瞥してサッと○をつけるだけ!)、ラテン系の生徒とばかり喋っていて授業が全然進まない、挙手しても全く指名してもらえない等不満だらけの授業内容だったそうです。

彼女の友達も同じ先生で同じような目に遭っていたそうで、これ以上ここにいてもB1のテストにはとても受からないと思ったとのこと。
そしてA1-2から再び学びなおすことにしたのだそうです。
彼女はビザの関係上B1の取得が必須とのことで、これが最後のチャンスと言っていました。

統合コースは、そもそも移民に強制されるものでないうえにドロップ率が高いことで、その存在意義が問題になっていると聞きます。先生も不足しているそうです。
状況の改善はなかなか難しいかもしれませんが、彼女のように遠回りを余儀なくされる生徒がこれ以上増えないことを願いたいです。

 

久しぶりの投稿…A1クラス修了しました!

本当に久々の投稿となってしまいました。ようやっと先月にA1を修了して、今は夏休みの真っ最中です。
とはいえ宿題(やるかやらないかは自由)も出ていますし、予習もしなければならないのですが…。

 

さて、のっぴきならない事情でA1-1を残り2回で途中棄権してしまったのですが、周辺が落ち着いたので6月にA1-2から通学を再開することができました!
しかもA1-1のときにお世話になった先生に再び教えてもらえるという奇跡✨
VHSに念のため「A1−1に通っていたんですがA1-2から再開できますか?」とお問い合わせしたところ、「こっちで登録しとくねー」とあっさり完了しましたw

 

しかしというか、やはりというか、今回もありました。
「スタート日の遅延」。。。
実はA1-1に一緒に通っていた中国人のクラスメートとまた同じクラスになったのですが、彼女から「手紙見た?私たちのクラス延期になるって!」と連絡が。私は旅行中だったので彼女の連絡で延期を知ったのです😱
そして延期したスタート日の前日にまたもや3日間の延期!!
ほんと予定立てられないからやめてーって感じです;

 

そんなこんなで遅れながらも開始したA1-2。
感じたこと、考えさせられたことを時間のあるときに書いていこうと思います。

・A2を修了した中国人クラスメートがA1-2から再履修する羽目になった理由
・とあるクラスメートのこと
・リスニング能力をつけたい!
・彼女の夫のお誕生日会?!
・A1レベルに最適なアプリの紹介

こんな内容を予定しています。書いとかないと忘れちゃうからね!
ではまた!